Taption MCP
Taption を MCP 対応クライアントに接続すると、会話の中で音声・動画の文字起こしと翻訳、完成した原稿と翻訳の閲覧、最近の作業の確認ができます。
Model Context Protocol(MCP)により、アシスタントが Taption のツールを呼び出します。このカスタム接続は原稿の読み取りと、新規の文字起こし・翻訳に対応しています。
サーバー URL
https://api.taption.com/mcp-customTaption をリモート MCP サーバーとして追加する際は、この URL 全体を使用してください。
- 通信方式
- Streamable HTTP
- 認証方式
- OAuth 2.1
利用条件
- Taption アカウント。有料契約は不要です。メールアドレスとパスワードでログインする場合は、接続前にメール認証を完了してください。
- 文字起こしと翻訳のジョブ作成には時間の残高が必要です。プランと使用量の制限が適用されます。
- リモート Streamable HTTP と OAuth ログインに対応するクライアント。プランや組織の設定により利用が制限される場合があります。
対応するメディア
音声・動画の直接 URL、公開 Google Drive ファイル、YouTube 動画を使用できます。カスタム接続は Facebook、Instagram、TikTok、X、Threads、Vimeo、Dailymotion、Bilibili(bilibili.tv)の公開投稿、Twitch 動画・クリップにも対応しています。
ChatGPT のファイル連携が利用できる場合は、アップロードした音声・動画も使用できます。他のクライアントではダウンロード可能な URL を使用してください。
Taption がアクセスできるリンクが必要です。ライブ配信には対応していません。終了後の録画を使用してください。
クライアント設定
アプリを選択して、詳しい設定手順をご覧ください。
認証
Taption は OAuth 2.1 と PKCE を使用します。ログインして接続を許可すると、クライアントが認証を管理し、有効期間 1 時間のアクセストークンを自動更新します。
MCP には OAuth トークンを使用します。Taption の REST API キーでは認証できません。
設定には一貫して /mcp-custom を使用してください。/mcp 用のトークンは /mcp-custom では使えません。
アクセスを取り消すには Taption のアカウント → 接続済みアプリで接続を解除します。再利用するには再接続して認証してください。
接続の権限
transcripts:read- 文字起こしの状態・内容を読み取り、最近の原稿を一覧表示します。
transcripts:write- アカウントの残り時間を使用して文字起こしと翻訳を作成します。
対応ワークフロー
メディアと必要な出力を伝えると、アシスタントが Taption ツールで以下の手順を進めます。
メディアと出力を指定
リンクまたは対応ファイル、音声の言語、用途(通常の原稿・話者ラベル・字幕)を指定します。不足している選択肢は開始前に確認されます。
文字起こしと進捗確認
transcribe はすぐに ID を返します。get_transcript は完了間近のジョブを少し待ってから応答します。処理中なら約 1 分後に再確認してください。Taption でメール通知をオンにしていれば、完了時にメールも届きます。
閲覧・要約・書き出し
完成した文字起こしを読むか、アシスタントに要約を依頼します。利用可能なら SRT ダウンロードや編集リンクを開けます。Taption のエディターでは他の形式にも書き出せます。
アシスタントへの依頼例
この英語の録画を 2 人の話者ラベル付きで文字起こししてください:[your media URL]。
この日本語の動画に字幕を作成してください:[your media URL]。1 行 16 文字にしてください。
この英語のインタビューを字幕として文字起こしし、日本語とスペイン語に翻訳してください:[your media URL]。
「Weekly sync」の原稿を繁体字中国語に翻訳してください。
最近の Taption 原稿を探し、完成したインタビューを要約してください。字幕のダウンロードと編集リンクがあれば添えてください。
[your media URL] を実際のリンクに置き換えてください。要約はアシスタントが原稿から作成します。字幕の文字数設定はプランに依存します。
transcribe
バックグラウンドで文字起こしを開始します。media_url または file を指定してください。言語と用途はユーザーの指定が必要です。省略時はジョブを開始せず質問します。translate_to を追加すると、文字起こしの完了後に自動で翻訳します。
パラメーター
media_urlstringメディアを 1 つ指定対応メディアのリンク。最大 2,048 文字。file といずれか一方を指定します。
fileobjectメディアを 1 つ指定download_url と file_id を含むアップロード情報。mime_type と file_name は任意です。Taption が URL から取得できる必要があります。
languagestring開始時に必要音声の言語タグ(en-US、zh-TW、ja-JP、es-ES など)。ファイル名や会話の言語から推測せず、ユーザーに確認してください。
対応する言語タグを見るpurposestring開始時に必要transcript:句読点付き原稿、speakers:話者ラベル、captions:短い字幕。「文字起こし」だけでは用途の指定になりません。
transcriptspeakerscaptionsspeaker_countintegerspeakers の推定話者数:2–10。未指定時は 2。
max_charactersinteger対象有料プランの captions で 1 行 1–200 文字。既定値は zh/ja/ko/yue が 16、その他は 65。
translate_tostring[]任意。文字起こしの完了後に翻訳する 1–5 の言語(en、ja、zh-TW など)。言語ごとに、文字起こしとは別にメディアの長さと同じ時間を消費します。
extensionstringアップロードの形式を判定できない場合の拡張子。リンクには不要。音声・対応動画を利用でき、3gp は非対応です。
namestring原稿名。最大 200 文字。省略時は元のファイル名。
ツール引数の例
{
"media_url": "https://example.com/interview.mp4",
"language": "en-US",
"purpose": "speakers",
"speaker_count": 2,
"translate_to": [
"ja"
],
"name": "Interview"
}サンプル値です。メディア URL や原稿 ID を置き換えてください。
原稿 ID と状態を返します。作成に成功するたびに新規ジョブとして時間を消費し、translate_to の言語ごとにメディアの長さと同じ時間も消費します。再送信せず、同じ ID で進捗を確認してください。
get_transcript
進捗や完成した原稿を、時刻付きテキスト、SRT、VTT で取得します。language を指定すると翻訳を読み取れます。最初のページには、利用可能な download_url と editing_url、原稿の翻訳とその状態が含まれます。
パラメーター
idstring必須transcribe または list_transcripts の ID。英数字、アンダースコア、ハイフンの 1–128 文字。
languagestring読み取る翻訳の言語コード(ja など)。省略すると元の原稿を読み取ります。
formatstring出力形式。既定値は text。
textsrtvttoffsetinteger0 から始まるフレーズ位置。既定値は 0。次ページには next_offset を使います。
limitinteger1 ページ 1–500 フレーズ。既定値は 200。
ツール引数の例
{
"id": "TRANSCRIPT_ID",
"format": "text",
"offset": 0,
"limit": 200
}サンプル値です。メディア URL や原稿 ID を置き換えてください。
次ページは next_offset を offset に指定します。1 ページ最大 30,000 文字、MCP では先頭 2,000 フレーズまで取得できます。全文は Taption で確認してください。音声がない場合は total_phrases: 0 を返します。
translate_transcript
完成した原稿を最大 5 つの言語に翻訳します。名前で原稿を指定すると、アシスタントが list_transcripts で探し、はっきり一致しない場合は選択を求めます。翻訳先の言語はユーザーの指定が必要です。
パラメーター
idstring必須transcribe または list_transcripts の ID。英数字、アンダースコア、ハイフンの 1–128 文字。
target_languagesstring[]必須翻訳先の言語コード 1–5 個(en、ja、es、zh-TW など)。原稿と同じ言語には翻訳できません。
overwritebooleantrue にすると既存の翻訳を、Taption での編集内容も含めて置き換えます。ユーザーの同意後にのみ使用します。
ツール引数の例
{
"id": "TRANSCRIPT_ID",
"target_languages": [
"ja",
"es"
]
}サンプル値です。メディア URL や原稿 ID を置き換えてください。
キューに追加された言語と、言語ごとに消費する時間(メディアの長さと同じ)を返します。既存の翻訳には編集内容が含まれる場合があるため、同意後に overwrite を指定したときだけ置き換えます。結果は get_transcript と language で読み取ります。
list_transcripts
更新日時が新しい順に原稿を一覧表示します。ID、名前、状態、言語、翻訳、更新日時を返します。query で名前から原稿を探せます。内容は ID を指定して get_transcript で取得してください。
パラメーター
limitinteger取得する原稿数:1–50。既定値は 10。
querystring最近の 100 件の原稿から探す名前の一部。大文字と小文字は区別しません。
ツール引数の例
{
"query": "weekly sync",
"limit": 10
}サンプル値です。メディア URL や原稿 ID を置き換えてください。
原稿がない場合は空の transcripts 配列を返します。件数制限のみで、ページ送りには対応していません。
トラブルシューティング
接続・権限エラー
OAuth で再接続し、要求された権限を許可してください。URL の末尾が /mcp-custom か確認してください。
メディアを取得できない
公開されている対応ファイル・投稿で、ライブ配信でないか確認してください。Google Drive はリンクでのアクセスを有効にしてください。
残り時間不足・ジョブ数の上限
Taption の残り時間を確認してください。実行数・頻度の制限時は既存ジョブの完了を待ち、指定された時間後に再試行します。
処理中・文字起こし失敗
処理中は同じ ID を約 1 分間隔で確認します。error の場合はメッセージを読み、原因を解消してから新規作成してください。
その他の書き出し形式
Taption で原稿を開くと TXT、PDF、SRT、VTT、Final Cut Pro XML、JSON、字幕付き動画に書き出せます。専用の MCP 書き出しツールはありません。
REST API ドキュメントを読む